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May

黒マグロの文化観光イベント

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グルメな人々がたくさん東港を訪れており、東港の観光と新鮮な海産のプロモーションに成功しています。黒マグロの旋風は観光シーズンにおいて全台湾を席巻し、現在多くの人々が黒マグロを見るために東港を訪れます。黒マグロがどれだけ多くの人々を魅了しているかを垣間見ることができるでしょう。

屏東県内には3つの大型魚市場があり、漁村特有の人文風情を感じられます。市場ではグルメな観光客が鮮魚を味わい、漁民と魚屋が取引を行なっています。東港黒マグロ文化フェスティバルの期間中には、週休二日を利用して黒マグログルメの旅を計画するのをおすすめします。この三大市場は東港朝隆路突き当たりの漁港に位置します。東港の中山路を北に向かって進み、朝隆路を左折し、小琉球行きのフェリー乗り場を過ぎると、まずは「華僑市場」が目に入ってきます。営業時間は毎日午後14時から19時です。市場の右側は軽食や野菜果物を主とした屋台、左側は海鮮を主とした屋台が並んでいます。その日に獲れたばかりの新鮮な魚やエビ蟹、貝類などの海産物を選ぶことができます。近くに漁場があるため、価格も手頃で、黒マグロのシーズンには多くのグルメがやってきます。まさにグルメの聖地と言えましょう。朝隆路から西に向かって、漁会料金所を過ぎると、「幼魚市場」の朝市を見ることができます。ここは主に卸売りと小売業を行っており、販売している魚類がマグロよりも小さいため、「幼魚市場」と呼ばれています。営業時間は毎日早朝3時から始まり、7時頃には売り切れになってしまいます。ここを訪れる人々は観光やショッピングを主としています。そして、東港で最も有名なのは「東港拍賣市場(東港競り市場)」で、「漁港市場/大魚市場」とも呼ばれます。遠洋漁船は港に入り、ここで荷を下ろします。黒マグロのシーズンには大型機具で魚類を移動する様子が見られ、壮観な眺めとなっています。港に下ろされた後、業者がカジキや黒マグロ、サメなどの大型魚類を市場の競りに運ぶ光景が見られます。

競りの会場は非常に賑やかです。大型魚類は一般の人も買うことはできますが、競りを行う業者を遠くから眺めて見るのが良いでしょう。買い手は各種ボディーランゲージを用い、互いに競い合います。運の良い買い手が新鮮な魚類を手に入れることができます。黒マグロの文化フェスティバル期間中は、さらに活況を呈し、感動的な場面もあります。ぜひ今年は東港で「黒マグロフェスティバル」を一緒に体験しましょう。

 

東港鎮を訪れたら絶対に見逃せないグルメ「東港三宝」について紹介しましょう。有名な東港の三宝は黒マグロ、桜エビ、油魚子(バラムツの卵)です。これは恒春半島を訪れたら、必ず食べたい、あるいはお土産にしたいものです。

黒マグロ:

黒マグロのシーズンは毎年4~6月です。黒マグロの全身は宝物で、お腹の肉は極上のお刺身となり、アイスクリームに負けないくらい柔らかく、口の中で溶けていきます。背中の部分は「台湾松坂」と言われ、焼いた後の食感は松坂牛よりも柔らかいです。アゴの部分は香ばしく焼き、魚の頭はスープにしたり、蒸したりするのがよいです。黒マグロは瞬間時速160キロで回遊し、驚くべき爆発力が体内に張り詰めている毛細血管を紅い肉にします。血液には鉄分が豊富に含まれ、魚肉にはEPA、DHA、核酸、多種類のビタミンなど栄養分が多く含まれています。日本人が「トロ」と呼ぶ極上の海鮮。その甘くて美味しい魚肉は、黒い金と言われるカラスミよりも高い値段が付けられています。

桜エビ:

桜エビは世界で日本の駿河湾と台湾の東港の二箇所でしか産出されません。小さなエビは明るいピンク色のため、この名前が付けられています。桜エビの100g当たりのカルシウム量は2000mgに達し、一般の小エビよりも200mg多くなっています。成長中の子供や骨粗鬆症の患者の方にはたくさん食べることをおすすめします。また、桜エビは料理の食材ともなり、現地業者は数種類の味の異なる桜エビ関連商品を開発しています。桜エビは現在、市場では一年中供給されており、一般的な小エビ料理に用いることができます。炒めて調理するほか、おやつにもなります。

油魚子(バラムツの卵):

バラムツの学名は「薔薇鯥」で、一般的には「粗鱗仔」と呼ばれています。これは深海魚の一種で、魚卵はカラスミよりも大きく、非常に稀少な存在です。バラムツの卵は火で燻した後、薄く切り、ニンニクあるいはダイコンのスライスと一緒に食べます。カラスミよりも香り豊かで、東港鎮の海鮮料理レストランで必ずオーダーしたい逸品です。

サイト訪問者数:32,059 最終更新日時: 2024-05-02
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