船舶での注意事項
一、乗船前の心得:
- フェリー乗船時には安全確保のため、埠頭の欄干内、またはロープ内で列を作って待機してください。
- 船長や解説員が注意事項を説明します。また、救命道具の付け方もレクチャーします。
- 夜間航行の際には船長やスタッフによる乗客が救命道具を正しく身につけているかの検査があります。規定どおりに身につけていない場合は乗船できません。
- 乗船前にアルコール飲料を摂取しないでください。
二、乗船時の心得:
- 船上ではとっさの時に備えて救命用の浮き輪の場所を確認してください。
- 船上で風景観賞をしたり、撮影をしたりする場合、坐る場所は必ず守ってください。船体が揺れて危険が発生するのを防ぐためです。
- タバコの吸い殻やゴミ、ビニール袋をラグーンの中に捨てないでください。
- 大鵬湾では規定によりそれぞれのエリア(動力エリア、非動力エリア)でのレジャー活動が制限されています。違反者を発見した場合は管理処までご通報ください (電話:886-8-8338100)。
- 高血圧、心臓病、ぜんそく、てんかんを患っている方は各種水上レジャーに適しません。
歩道での安全ルール
- 歩道を歩く時は自分の身の安全を守るとともに、野生動植物の生育環境を破壊しないようにご注意ください。
- 歩行しやすい靴を履くようにしてください。特に雨上がりには歩道が滑りやすくなっていますので、安全にご注意ください。
- 歩道内に商店などはありませんので、ご自分で飲料水やお菓などをご用意ください。また、木造のレジャー施設内で火を用いた調理やバーベキューをするのはやめてください。花火も固く禁じます。
- 野生のキノコ類は形が多様で色彩も豊富です。有毒か否かを簡単に識別することはできませんので、中毒にならないためにも触れないようにしてください。
- 歩道には大量の毛虫がよく出現します。彼らと距離を保って干渉しないようにしましょう。
- 動・植物を収集したり、標本したりしたいという気持ちは捨ててください。大切にするようにしましょう。
- 蛾や蝶を観賞する際には、図鑑や望遠鏡を携帯し、観察力を養ってください。彼らを捕まえたりしないでください。
- 夜間にホタルを観賞する際にはくれぐれも単独行動を取らないください。上述の各種ルールを遵守するほか、蚊や毒蛇に咬まれないように注意してください。
- 夜間のホタル観賞の際には、懐中電灯に赤いセロファン紙を貼り、光を塞いで、ホタルの習性に影響を与えないでください。
- 歩道を散策する際には、同時に入り江で水遊びや釣りをしたりしないでください。
サイクリングの心得
一、出発前の車体検査
- ブレーキ検査:ブレーキが正常に作動するかを検査。前輪、後輪のブレーキの掛け方を熟知すること。
- タイヤ検査:タイヤが正常か否かを検査すること。タイヤのトレッドが磨耗していないか、また、空気が充てんされているかを確認すること。
- サドル検査:サドルの高さが正常か否かを検査すること。初心者は両足が地面に着くようにすること。
- 変速ギア検査:変速システムを検査。前後の変速ギアの操作方法を熟知すること。
二、自転車の正確な操作方法
- 乗車中は両手をハンドルバーから絶対に放さないこと。
- 下り坂の際には高速で走るのはやめてください。ブレーキをかける際には徐々にブレーキをかけ、急ブレーキをかけるのはやめること。
- 上り坂の際にはできるだけ事前に変速を完了させること。坂道の途中で変速したりしないこと。これは足の筋肉を傷めたり、変速機を損傷したりすることを防ぐためです。
三、安全に関してのルール
- 自転車に乗る際には必ずヘルメットを装着してください
- 風景を観賞する際には、自転車の速度を落とすか、自転車を止めるようにしてください。坂道を下るときは運転に専念し、景色を眺めるなどよそ見をしないようにしてください。
- 交通規則を必ず守ってください。交差点では速度を落とし、蛇行は厳禁です。突然カーブを曲がるなどの危険な行動もやめてください。
- 路面が滑りやすいときや、視界が不良の際は自転車に乗らないでください。
- 後ろに人を載せるのは固く禁じます。大勢で縦に一列になって走行する際には、二台分以上の間隔をあけるようにしてください。
- 歩行者を優先してください。
水遊びでの心得
- 海水浴場として開放されている場所、または、監視員がいる水辺を選んで遊ぶこと。
- ご自分の健康状況をよく把握すること。過度の空腹、または、満腹時、酔っぱらっている時、気分が乗らない時には遊泳しないこと。
- 水に入る際にはストレッチなどでウォーミングアップし、シャワーを浴びてから水に入ること。遊泳以外では救命胴衣を身につけ、安全対策を図ること。
- 台風の前後二日間、波が大きかったり、海水浴場が閉鎖されていたりする時は水に入らないこと。また、日が沈んだ後(夜間)も遊泳しないこと。
- パートナー制を取って、互いに監視し合うこと。警戒するため、岸辺に一人か二人が残り、安全対策を図ること。
- サメが出現した場合はただちに岸辺に上がること。海中でケガなどをして出血した場合もただちに岸辺に上がること。
- クラゲやウミヘビなどに襲われた時はただちに岸辺に上がり手当てを受けてください。
- 岩の上や砂洲の中で身動きが取れなくなった場合は慌てずに救援を待つこと。浮力のあるものや衝撃に強い物を探し、万一押し流された場合でもそれを身体の下に入れ、岩などにぶつかったときに起きるケガを防ぐこと。
- 「遊泳禁止」や「深場危険」などの標識がある場所や航行路、港、急流、岩礁、埠頭では遊泳しないこと。
- 地形の分からない場所や水深の深い所では飛び込まないこと。
- いかなる船舶活動の際も、船舶検査や測量の規定に合格し、かつ救命設備を備えた船舶を選ぶこと。
水上レジャーでの心得
- いかなる船舶活動の際も、救命胴衣を身に付け、船長の乗船、下船の指示に従い、安全を確保すること。
- 乗船の際、重量超過になる船舶には乗らないこと。ボートを漕いだ際に席を移る場合は、できるだけ重心を低くし、埠頭や岸辺でおこなうこと。
- サーフィンは段階を経て技術を学ぶ必要があるため、トレーナーの指導に従うこと。装備のチェックも確実におこなうこと。
- ウィンドサーフィンの際には防寒着を着用すること。セイルボードや衣服を目立つ色にし、ヘルメットを必ず着用すること。
- シュノーケリングに必要なマスク、シュノーケル、フィンは専門家の指導を受けてから使用すること。スキューバダイビングは訓練を受けてからライセンスを取得する必要があります。必ず2人以上でおこない、ダイビングポイントにダイビングフラッグを立てて危険を回避すること。
溺水事故を防ぐための注意事項
- 遊泳時は決して強がったりせず、自分の力に見合った泳ぎ方をすること。また、泳ぎが上手でない場合は水深の深い場所や岸から遠く離れた場所へ行かないこと。
- 溺れている人を発見した際には、「溺れている人がいる」と大声で叫び助けを求めること。水難救助を学んでいない場合は水に入って救助しないこと。同時に、119へ電話してもらうようにし、消防隊の救助を求めること。また周囲に救命ロープバッグや救命浮き輪、ライフボール、救助竿(フック)、またはそれらの代わりになる物がないかを探し、岸から救助をおこなうこと。
- 岸からあまり遠くない場所で溺れている場合は、竹ざおや板切れなどの自然のモノを用いて岸から放ってやること。これがもっとも安全で有効な方法です。
- 溺れている人を発見した場合、救命浮き輪、救命ロープバッグ、ロープ、または浮力のある物を投げてやることで救助することができます。
- 水深が胸より浅く、かつ岸からそれほど離れていない場所で溺れている場合は、3~5人でチェーン状に手をつないで救助すること。
ビーチ遊泳での心得
- 監視員がいる海辺で遊泳すること。彼らの指示に従い、警戒線を超えないこと。
- 海辺で水遊びをする際は、空気充てん式浮き具(浮き輪やフローティングベッドなど)に頼って泳がないこと。万一、空気が漏れたときに頼るモノがなく、溺れやすいからです。
- 海での遊泳は海流や波があるのでプールで泳ぐのとは異なります。同じ距離を泳ぐのにも倍の忍耐力と体力が必要になります。不幸な事故が起きないように、自分の遊泳能力を高くみないようにしましょう。
- 事故が発生しやすいので、児童が単独で遊泳するのは絶対にやめてください。
- 航路や港、急流、岩礁、埠頭そばでは遊泳しないこと。
- 台風の前後二日間、波が大きかったり、海水浴場が閉鎖されていたりする時は水に入らないこと。また、日が沈んだ後(夜間)も遊泳しないこと。
- 日差しが強い時は日焼けしすぎる可能性があります。日焼け止めを塗り、日焼け防止用の衣服を着て、帽子やサングラスを身につけるようにしましょう。
- 大波が来た際には真っ正面からぶつかったりしないようにしましょう。水中に潜って波を避けるか、または、波の押す力を借りて一刻も早く岸辺へ戻るようにしましょう。
- ビーチには漂流物があるので、裸足で歩くのはやめましょう。鋭利なモノでケガする危険性があります。
- 海の中でケガをして出血した場合はただちに岸辺に戻りましょう。サメは血の臭いに敏感に反応するので襲撃される危険性があります。クラゲやウミヘビに襲撃された際もただちに岸に上がり、治療を受けてください。
- 海の遠方で突然ドンドンという音が鳴り止まなかったり、音が徐々に大きくなってきたりした場合、津波の可能性があります。水の中にいる方も岸辺にいる方もただちに高台へ逃げるようにしてください。
- 溺れている人を発見した際は、「溺れている人がいる」と大声で叫び助けを求めること。水難救助を学んでいない場合はむやみに水に入って救助したりしないこと。
- 外海で海流に巻き込まれてしまった場合、岸に向かって救援信号を発し、体力と体温を温存するようにしてください。また、周りに浮かぶのに役立つ漂流物がないかを見回し、救援を待ちましょう。
- 太平洋沿岸で地震が発生した際には気象台の報告に注意してください。津波情報を聞いた場合は、くれぐれも海へ泳ぎに行かないこと。
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最終更新日時: 2023-08-17