2022-06-20
小琉球の無料レンタル「琉行杯」は 4年間で44万個の使い捨て飲料カップを減少。
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近年、琉球は観光名所となっており、環保署は二酸化炭素削減のためのモデルアイランドとなっています。人為的なレジャー活動が環境や自然生態に与える負荷を減らすため、県の環保局と地元の民間団体が協力し、無料でレンタルできる「マグボトルのシェア活動」を推進しています。この4年間ですでに百軒以上のショップが参加しており、行楽客の方が「マグボトル」を手にする姿が島内の流行およびファッションとなっています。この活動によって44万個の使い捨てペットボトルや飲料カップを減らすことができ、また、6万6000キロの二酸化排出量を削減できました。。
使い捨て飲料カップを減らすことを目的とした「マグボトルのシェア活動」。こちらは公共部門が行なっていましたが、最初のモデルプランが終了した後、地元の小琉球⾃然⼈⽂⽣態観光協会が引き継ぎました。一般市民や行楽客の方はレンタル所で飲み物を購入すると、保温可能なマグボトルを無料でレンタルできるほか、民宿やレンタカーの予約でマグボトルをレンタルできる方法もあります。簡単でスピーディーにレンタルできる様々な方法を提供しています。4年の運営期間において参加ショップは29箇所から昨年には84ヵ所までに増加しました。今年はさらに百軒以上のショップに参加してもらうように開拓しています。
コロナ禍では防疫対策をしっかり行ない、「マグボトル」を独立した洗い場で2通りの手順を経て洗浄しています。さらに高温で乾燥させ、消毒した後、毎月中央畜産会に送り、そこで衛生検査を実施してもらっています。行楽客の方が借りて返却するのに便利であり、また、安心して使用できるようになっています。環境保護の生態にできるだけ役立ちたいという気持ちがレンタル率を高めている原因です。
島内での環境保護活動を持続させていくため、小琉球ではマグボトルを借りて、記念撮影をし、「琉行杯(マグボトル)」のFacebookファンページにいいねを押し,メッセージを書いて写真を貼り、Facebookの友人をタグ付けしたら、小琉球で使用できる消費券が抽選で当たるチャンスがあります。これらは宿泊施設や交通機関、水上レジャー、飲食店などで使用できます。
砂の採掘技術とレーザー彫刻を組み合わせ、⼩琉球で廃棄されるガラスの酒瓶を用いて「護⽣⽔杯(生態保護のウォーターグラス)」を製作する活動も行なっています。島内で回収処理が難しいガラス製品を美しいガラス芸術作品に変化させ、行楽客の方や一般の方々に購入してもらっています。これは環境保護において最大の効果を発揮します。行楽客の皆様には、自然環境を愛し、ゴミを減らすように呼びかけています。また、ガラス容器を回収する前には蓋を外して、内容物を捨て、瓶の内側と外側を洗って乾かしてから、ガラスの色によって分別回収するように呼びかけています。
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最終更新日時: 2022-06-20