白灯台は琉球嶼東南方に位置し、厚石裙礁の西側山頂にあります。日本統治時代の1929年に建てられた白い円形の鉄筋コンクリートの建物です。土台からてっぺんまでは約10メートルあり、光度の射程距離は二十カイリに達します。船がスムーズに往来できるように導いています。
琉球嶼白灯台はかつて第二次世界大戦時に破壊され、発光が停止されていました。1952年に税関によって修復、管理されました。現在、夜間には小琉球のある角度から最高地点にある白灯台を眺めますと、白灯台が夜間に発する光の束が見られます。黙々と小琉球に立ち続け、海にいる人々の心を安定させる指標となっています。