濱湾埠頭(ヨットハーバー)にはヨット、カヌー、モーターボードなどの船舶がすべて揃っています。行楽客の皆さまに大鵬湾エリアをもっと身近に感じてもらうため、管理処では大鵬湾のラグーン地形を上手く利用し、ヨットハーバーに長さ二百メートルの人工ビーチを設けています。きめ細かな砂は入り江の河口からもたらされたものです。ここでは恵まれた自然環境により、風はあるものの、波のない環境が造り出されています。このため、国内のセーリング選手たちにとってお気に入りのスポットとなっており、毎年4~6月にかけてはヨット関連イベントが催されています。ここでは運動と観光を組み合わせた水上イベントを積極的に推進しており、国内における代表的なヨットハーバーの地位を築いています。ヨットハーバーにはウインドサーフィン教室があり、プロのコーチがいるほか、器材設備も完備されています。
風帆カフェ:
濱湾埠頭にあるカフェでは冷たい飲み物、コーヒー、軽食などを供しています。
濱湾の心:
「大鵬湾の海上の宝石」をコンセプトとし、広々とした台にトラス構造を組み合わせています。トラス構造底辺の四面は封鎖されていないので風通しが良好です。また、視野が広く、周辺海域を見わたせます。管理や交通機関、レジャー、娯楽などのさまざまな要望に応じており、公務船やレストラン船、交通船などが停泊するスペースが設けられています。運輸とレジャーを組み合わせた多様なサービスが提供されています。
トップカバーはどんな気候にも耐えられるアルミ板にカラフルな接着ガラスを組み合わせています。昼間は陽光が彩色のガラスを通して差し込み、さまざまな色が台の上に投影されます。また、夜間は内部の照明の光がカバーを通してこぼれ落ち、大鵬湾の新たな目玉となっています。
濱湾埠頭:
長さ200メートルの人工ビーチではさまざまな水域レジャーを楽しめます。また、大型ヨットや遊覧船を停泊できるスペースがあります。合計36隻停泊でき、45フィートから50フィートの中型遊覧船も停泊できます。業者たちは新型船を試運転する際には大鵬湾を訪れています。
湖でのレジャー:
ここではレジャー業者が観光遊覧船や宴会船などを運営しており、湖でのレジャーに新たな選択肢を与えています。ここでは海の楽しさを存分に感じることができるほか、大鵬湾ラグーンの美しさを満喫できます。さらに、休日には遊覧船に乗って鵬湾跨海大橋の開橋ショーを観賞することもできます!
湖を遊ぶのにおすすめの時間
鵬湾跨海大橋の開橋ショーを見られるならば、30分前に乗船することをおすすめします。
鵬湾跨海大橋の開橋時間
希望のリボン公共芸術
大鵬湾濱湾公園を訪れたら、埠頭の木桟道にある「希望のリボン」のオブジェを見逃さないようにしてください。これは全国で初めて創られたもので、「癌症希望基金会」と様々なジャンルで活躍するアーティスト「眼球先生」がコラボレーションしています。 2022年の「世界対癌デー」のために製作した「希望のリボン」という名の公共芸術です。芸術の癒やしのパワーを通して、異なる形で対癌プロモーションを行なっています。これにより大鵬湾の景色が明るくなりました。
台湾初の癌の予防と治療に関する公共芸術「希望のリボン」
世界的な癌の予防と治療に関する啓蒙キャンペーンにおいて、リボンは癌の種類により色が異なります。「希望のリボン」はこれに発想を得て、さらに「眼球先生」のオリジナルキャラクター「想太多(考えすぎ)」を組み合わせて、台湾で初の癌の予防と治療に関する公共芸術を創りました。
それぞれの癌の種類を表す高さ 180センチのオブジェが合計11個あり、一列に並び、キラキラと輝く日差しの下で目立つ存在となっています。オブジェに近づいてみると、各キャラクターの背後に刻まれた癌患者にとってポジティブなエネルギーとなる言葉を見ることができます。もし特に興味をもった癌がありましたら、 QR コードをスキャンして、リンク先のサイトで関連情報をご覧ください。この公共芸術が心温まる方法で、皆様に癌の予防と治療を重視するように呼びかける存在となることを願っています。
可愛いながらも深い意味が込められたキャラクター「希望のリボン」はお出かけの際にチェックインする人気のスポットになっているだけでなく、父母が子どもと健康について話す際のちょうど良い仲介役となっています。もし旅行に癒やしの要素を増やしたいならば、「希望のリボン」も旅行先リストに加えるようにしてくださいね。