碧雲寺は島の中心に位置します。1736年に創建され、200年あまりの歴史を有します。主神には観音菩薩が祀られています。地元の人たちは結婚式の日取りを決める際や吉凶を占う際にここを訪れ、観音菩薩のお導きを求めます。集落全体における信仰の中心となっています。
碧雲寺の下方には木桟道が設置されています。ここでは竹林の中で生態湿地を観賞しながらゆっくりと散策できます。木々の隙間から陽光がこぼれ落ち、さわやかな気持ちとなります。夜にはライトに照らされ、川のせせらぎや竹林が風に揺れる音、さらにはカエルの鳴き声もあちこちから聞こえてきます。